国土交通省が発表した2021年11月の新設住宅着工戸数は、7万3414戸(前年同期比3.7%増)と9カ月連続の増加となった。季節調整後の年率換算は84万8000戸(前月比4.9%減)と先月の増加から再びの減少となった。
種別では持家が2万5329戸(同5.5%増)と13カ月連続の増加、貸家が2万6819戸(同1.4%増)と9カ月連続の増加、分譲住宅は2万813戸(同6.5%増)と2カ月連続の増加となった。また分譲住宅のうちマンションが8239戸(同2.4%増)と4カ月ぶりの増加、一戸建住宅は1万2509戸(同10.0%増)と7カ月連続の増加となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 1.7%減)
持家(同 3.1%増),貸家(同 5.2%減),
分譲住宅(同 0.0%減)
うちマンション(同 10.3%減),うち一戸建住宅(同 8.3%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 5.6%増)
持家(同 12.3%増),貸家(同 2.7%減),
分譲住宅(同 16.6%増)
うちマンション(同 4.5%増),うち一戸建住宅(同 20.5%増)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 5.4%減)
持家(同 3.1%増),貸家(同 11.5%増),
分譲住宅(同 24.9%減)
うちマンション(同 40.5%減),うち一戸建住宅(同 1.3%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 11.7%増)
持家(同 5.2%増),貸家(同 4.9%増),
分譲住宅(同 44.9%増)
うちマンション(同 121.5%増),うち一戸建住宅(同 14.5%増)